便利屋とのトラブル事例と対処法!悪質便利屋を見分けるポイントも紹介

はじめて便利屋に依頼しようと思っても、不安はありませんか?「悪徳業者に騙されないかな…」といった不安を感じる人は多いでしょう。

現在の便利屋は多様化し、良心的な便利屋がほとんどですが、一方で悪徳な業者も少なからず存在します。

そのため便利屋業界では、悪質な業者によるトラブル事例も少なくありません。ここでは悪質な便利屋を見分けるポイントと、トラブルを回避する方法を紹介します。正しい選び方をすれば安心して依頼できる業者を見つけることができますよ。

この記事でわかること

・便利屋でおこるトラブル事例 
悪質な便利屋に依頼すると、回収した不用品を不法投棄する、高額なキャンセル料を要求するなどのトラブルに巻き込まれることがあります

・トラブルの対応方法 
万が一トラブルに巻き込まれても、警察に連絡したりクーリングオフ制度を利用したりすることで、回避できる場合があります

・悪質な便利屋を見分けるポイント 
悪質な便利屋にありがちな特徴である8つのポイントを紹介します

信頼できる便利屋を見つければ、日常のさまざまな困りごとに対処してくれる心強いパートナーとなるでしょう。

便利屋とのトラブル事例とは

便利屋とのトラブル事例とは

多くの便利屋では法律やルールに則って営業を行っています。しかし一部の悪質な便利屋によるトラブルも少なくありません。主なトラブルは以下の通りです。

  • 不法投棄
  • 物の破損や紛失
  • 高額なキャンセル料
  • 作業後の追加料金・ぼったくり

悪徳な業者に依頼してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる恐れがあります。ここではトラブルの詳しい内容についてみていきましょう。

不法投棄

便利屋として雇われた業者が、廃棄物を不適切な場所に違法に捨てる事例があります。もし不法投棄されたゴミが特定された場合、依頼者が責任を負う可能性も…。

また便利屋業者に罰金が科されることがあります。これは環境問題だけでなく、法的な責任を問われることにつながります。

物の破損や紛失

便利屋が家具や設備の移動や修理を行う際、貴重品や家具が破損したり、紛失したりすることがあります。

安心して作業を依頼するためにも、なるべく損害賠償保険に入っている業者を選びましょう。保険加入の有無は、業者のホームページだけでなく、直接問い合わせてもOKです。

高額なキャンセル料

やむを得ない事情で便利屋業者との契約を解除した際、予想外に高額なキャンセル料が請求されるケースがあります。

悪徳業者の場合、契約書に記載されていないにも関わらず、高額な費用を要求してくるケースも。契約前に確認しておくとよいでしょう。

作業後の追加料金・ぼったくり

作業中に予定外の追加作業が発生し、高額な追加料金が請求されるケースがあります。これは便利屋業者が事前に作業内容と料金を明確に説明していなかったり、不正直な見積もりを提示していたりする場合に起こるトラブルです。

消費者は契約前に慎重に業者選びを行い、契約条件を確認しましょう。

便利屋とトラブルになった場合の対処法4選

注意しても、便利屋を思わぬトラブルが発生するケースがあります。万が一トラブルに巻き込まれたら、以下の方法で対処しましょう。

  • 便利屋の会社や本部に連絡する
  • 高額請求はその場で警察に電話する
  • クーリングオフ制度を確認する
  • 国民生活センターへ相談する

トラブルに巻き込まれたら、とにかく早めの対処が必要です。詳しく見ていきましょう。

便利屋の会社や本部に連絡する

便利屋とのトラブルが発生した場合、まず最初に連絡すべき相手は便利屋の会社や本部です。以下の手順で対応します。

  1. 連絡先の確認
  2. トラブルの内容を説明する
  3. 対応を求める

まずは契約書やウェブサイトから便利屋業者の会社名や連絡先を確認します。問題があった場合、直接話をするためにも電話番号やメールアドレスを控えましょう。

連絡先が分ったら、業者にトラブルの詳細を明確に説明し、事情を説明します。通常は業者側から何らかの対応があるはずです。

もし 業者から対応が得られない場合は、消費者センターや弁護士への相談を検討しましょう。

高額請求はその場で警察に電話する

便利屋から不当に高額な請求を受けた場合、以下のように対応します。

  1. 冷静になる
  2. 警察への連絡
  3. 証拠を残す

高額請求を受けた場合でも、まずは冷静になりましょう。感情的になると問題はなかなか解決しません。業者には料金の内訳を説明してもらいます。

もし不当な高額請求が明かであれば、その場で警察に連絡します。トラブルが発生した旨を伝え、できれば仲裁にきてもらいましょう。

警察が来るまでに 請求額やトラブルの詳細など、証拠をできるだけ集めます。のちに警察や消費者センターへ相談する時に役立つためです。

クーリングオフ制度を確認する

便利屋の利用中にトラブルが発生した場合、クーリングオフ制度を活用しましょう。クーリングオフとは、一部の契約に対して契約締結後に一定期間内に解約できる権利を与える制度です。

ただし、クーリングオフ制度は主に強引な契約による被害を防ぐための措置であり、すべてのトラブルに対して適用されるわけではありません。

トラブルの性質や契約内容によっては、クーリングオフが適用されない場合もあります。そのため事前に契約書や法令を確認し、クーリングオフの適用条件を理解しておきましょう。

契約書には通常、クーリングオフ制度に関する具体的な記載が含まれていますので、契約前にしっかりと確認し、理解した上で契約を行うよう心がけましょう。

国民生活センターへ相談する

便利屋とのトラブルに関する相談先として役立つのが、国民生活センターです。国民生活センターでは日常で起こる様々なトラブルについて、無料で相談を受け付けています。

トラブルの内容や対応方法についてアドバイスを受けることができるため、困ったら連絡してみましょう。

悪質な便利屋を見分けるポイント

悪質な便利屋を見分けるポイント

便利屋はたくさんあるため、「悪質な業者を見分けるなんて無理なのでは?」と思うかもしれません。しかし以下8つのポイントをチェックすれば、悪質業者を見抜けます。

  • ホームページに事例が掲載されているかどうか
  • 連絡先が携帯電話番号
  • 必要な資格・許認可を持っているか
  • ネットの口コミは良いか
  • 対応や服装にマナーがあるか
  • 見積もり・料金・作業内容は明瞭か
  • 無料・激安は怪しい

ポイントを意識して便利屋業者を選べば、トラブルを未然に防ぐことができます。詳しく見ていきましょう。

ホームページに事例が掲載されているかどうか

信頼できる便利屋業者は、実績や施工事例を自信を持って公開しています。事例が具体的で写真やお客様の声が掲載されている場合、業者の信頼性が高いといえるでしょう。

連絡先が携帯電話番号

業務用の固定電話番号がなく、携帯電話番号のみが記載されている場合、実態のない業者である可能性が高いでしょう。営業所を持っている業者は、固定電話番号を公開していることが一般的です。

ホームページの顔写真がフリー画像

便利屋業者の顔写真が一般的なインターネット上のフリー画像の場合は注意が必要です。もちろん社員のプライバシーもあるため、全ての業者が悪徳といわけではありません。

しかし多くの業者が代表者をはじめ、実際の作業の様子などを公開しています。1つの目安として考えてください。

必要な資格・許認可を持っているか

特定の作業には資格や許認可が必要な場合があります。例えば以下の通りです。

  • 建築業者免許
  • 住宅設備士
  • 電気工事士
  • ガス工事士
  • 水道施設工事責任者
  • 害虫駆除業者免許

建築業者や電気工事業者などは、資格や免許が必須です。業者の公式文書や証明書を確認し、業者が合法的に活動しているかを確かめましょう。

ネットの口コミは良いか

便利屋業者の信頼性を知るために、ネット上の口コミやレビューを参考にするのもおすすめです。

ただし口コミの中には業者自身や競合他社からの偽の口コミもあるため、複数のサイトやSNSを確認するとよいでしょう。

対応や服装にマナーがあるか

便利屋業者の対応や服装にも注意が必要です。礼儀正しい態度や専門的な服装を心がけている業者なら、仕事に対する真剣さや信頼性も高いと言えます。

見積もり・料金・作業内容は明瞭か

初めから明確な見積もりや料金、作業内容を提供する業者は信頼できる可能性が高いです。不透明な料金や後から追加料金を請求するような業者は避けましょう。

無料・激安は怪しい

極端に安価な料金や無料サービスを謳う便利屋業者は、オプションや追加料金など、のちにトラブルが発生する可能性も高いです。そのため依頼の際は相見積もりを取り、相場を理解したうえで検討しましょう。

信頼できる便利屋ならお助けマスター

便利屋お助けマスター

便利屋を選ぶ際には、悪徳業者に注意する必要がありますが、ほとんどの便利屋はお客様のこと第一に考えています。信頼できる便利屋に依頼すれば、日々の小さな不便や困りごとをスムーズに解消できるでしょう。

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ace.group さん

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