便利屋は日常のさまざまな困りごとを解決する強い味方です。部屋の片付けやハウスクリーニングなど、手軽に依頼できるサービスが魅力ですよね。しかし「本当に便利なの?」「料金はどのくらいかかるの?」と悩んでいませんか。
そこで今回は便利屋に依頼した際にかかる料金について解説します。最後まで読めば、ぴったりの便利屋が探せるようになりますよ。
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目次
便利屋の主なサービスとは
便利屋と聞くと「掃除の代行」を一番に思い浮かべる人も多いかもしれませんが、実は法律に触れない限り、基本的にどんな業務でも依頼できます。「なんでも屋」という名称でも親しまれ、特に「日常の困りごと」について相談する人が多いのが特徴です。具体的な依頼内容としては、以下のものがあります。
- 廃品回収
- ハウスクリーニング
- ハウスメンテナンス
- 大工仕事
- 留守番
- イベント集客
- 庭の草むしり
- 犬の散歩
- 家事代行
例えば、廃品回収ではゴミの回収や電化製品・家具の処分、ハウスクリーニングではキッチンの水垢落としやエアコンのフィルター清掃などが挙げられます。
ハウスメンテナンスでは電球の交換、雨漏りの修理、草むしり、大工仕事では机の組み立てやペンキ塗りなども。
その他、長期旅行中の自宅の管理をする留守番、催し物の手伝いや整理券の配布補助といったイベント集客なども依頼できます。また幼稚園への子どもの送り迎えやパソコンの設定など、家庭内のさまざまな代行業務も依頼可能です。
特に片付けが苦手でゴミを溜め込んでしまった結果、住居がゴミ屋敷化してしまった場合は便利屋の利用がおすすめです。
ゴミが大量に溜まってしまった場合、個人で対処するのは難しいことが多いでしょう。業者に任せることで部屋を清潔な状態にすることができます。もし近隣の住人に知られたくない場合は、夜間や早朝に清掃してもらうことも可能です。
便利屋に片付け・不用品回収を依頼する料金相場
不用品回収を依頼する際に、一番気になるのは料金でしょう。便利屋は他の業者とは少し異なる料金形態をとっており、会社ごとに費用が異なります。ここでは料金形態について具体的に見ていきましょう。
スタッフ数と作業時間で料金が決まる
不用品回収を依頼する際に、一番気になるのは料金でしょう。便利屋は会社ごとに費用が異なります。
費用は、主に「作業時間×作業人数」で算出されるため、ゴミ屋敷や汚部屋など片付けに時間がかかる依頼内容だと高額になることも。
また依頼内容が複雑であったり、作業が長時間にわたる場合、その分費用も高くなるため注意しましょう。たとえばゴミ屋敷の片付けや大規模なハウスクリーニングの場合、多くのスタッフが必要となり作業時間も長くなるため、高額になることが一般的です。依頼する前に見積もりを取り、スタッフ数や作業時間に基づく料金を確認することが重要です。
処分する量と品目で費用が変わる
不用品回収を依頼する際、処分する量と品目によって費用が変わります。大きな家具や電化製品などは、追加料金が発生することがあるため注意しましょう。
処分するゴミの量が多いほど、料金も高くなる傾向があります。
便利屋によっては、品目ごとの処分費用をリスト化している場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。
部屋の広さも料金にかかわる場合もある
依頼する作業が部屋全体に及ぶ場合、部屋の広さも料金に影響することがあります。特に広い部屋や複数の部屋を対象とする作業では、その分手間がかかるため、料金も高くなる恐れが。
利用の際は部屋の広さを考慮した見積もりを取り、料金がどのように算出されるのかを確認することが大切です。
便利屋の片付け・不用品回収のケース別料金相場
ゴミ屋敷の片付けにかかる料金相場を以下の表にまとめました。業者によって多少の差はありますが、参考にしてください。
引っ越しと片付け・不用品回収の相場
間取り | 料金の目安 | 作業人数 | 作業時間 |
1K | 32,100円〜 | 1〜2名 | 1〜3時間 |
1DK | 58,100円〜 | 2〜3名 | 2〜4時間 |
1LDK | 71,800円〜 | 2〜4名 | 2〜6時間 |
2DK | 99,100円〜 | 2〜5名 | 2〜6時間 |
2LDK | 119,800円〜 | 3〜6名 | 3〜8時間 |
3DK | 147,400円〜 | 3〜7名 | 4〜10時間 |
3LDK | 166,200円〜 | 4〜8名 | 5〜12時間 |
4LDK | 204,800円〜 | 4〜10名 | 6〜15時間 |
先に述べた通り、便利屋の料金は「作業時間×作業人数」によって決まります。そのため部屋の広さに加え、荷物あるいは不用品の量によって費用が変わります。
大型の荷物の場合、運搬に作業人数が必要になりますし、部屋の階数によってはオプション料金がかかることも。
作業の対象になる場所が広く、荷物や不用品の量が多い場合は、それだけ作業時間がかかります。また不用品の品目によっては料金が追加になることもあるため、業者に確認しましょう。
ゴミ屋敷片付け・清掃の相場
間取り | 料金の目安 | 作業人数 | 作業時間 |
1K | 32,200円〜 | 1〜2名 | 1〜3時間 |
1DK | 59,500円〜 | 2〜3名 | 2〜4時間 |
1LDK | 73,400円〜 | 2〜4名 | 2〜6時間 |
2DK | 100,400円〜 | 2〜5名 | 2〜6時間 |
2LDK | 121,900円〜 | 3〜6名 | 3〜8時間 |
3DK | 149,200円〜 | 3〜7名 | 4〜10時間 |
3LDK | 169,200円〜 | 4〜8名 | 5〜12時間 |
4LDK | 208,700円〜 | 4〜10名 | 6〜15時間 |
ゴミ屋敷の片付けや清掃についても、費用は基本的に「作業時間×作業人数」で算出されます。そのため引っ越しや不用品回収の時と費用は大きく変わりません。
ただしゴミ屋敷はゴミや不用品の量が多い傾向にあり、作業時間も作業人数も多くかかってしまいます。そのため費用が高額になりやすいでしょう。
ゴミ屋敷は入念な清掃や害虫駆除、消臭が必要な場合も多く、オプション料金がかかることがあります。
一軒家の家のものを全部捨てる時の相場
間取り | 料金の目安 | 作業人数 | 作業時間 |
1K | 32,200円〜 | 1〜2名 | 1〜3時間 |
1DK | 59,500円〜 | 2〜3名 | 2〜4時間 |
1LDK | 73,400円〜 | 2〜4名 | 2〜6時間 |
2DK | 100,400円〜 | 2〜5名 | 2〜6時間 |
2LDK | 121,900円〜 | 3〜6名 | 3〜8時間 |
3DK | 149,200円〜 | 3〜7名 | 4〜10時間 |
3LDK | 169,200円〜 | 4〜8名 | 5〜12時間 |
4LDK | 208,700円〜 | 4〜10名 | 6〜15時間 |
空き家の処分などで一軒家にあるものをすべて捨てたい時の料金相場も、基本的には「作業時間×作業人数」で算出されます。
この場合、処分したいもののなかには大型家具が含まれることが多く、作業人数が必要になります。また不用品が2階以上にある場合、搬出にオプション料金がかかることも。
エアコンの取り外しや給湯器の取り外しなど、専門技術が必要な場合にも料金が加算されることがあります。
便利屋の片付け・不要日回収費用を安くするコツ
便利屋を少しでもお得に利用するためのコツを3つご紹介します。便利屋・片付け業者を使う際にこれらのコツを抑えて、格安でサービスを依頼しましょう。
家から近い便利屋に依頼する
便利屋を選ぶ際には、家から近い業者を選ぶことが重要です。近隣の業者を利用することで、移動時間や交通費がかからなくなり、依頼費用を抑えることができます。
また地元の業者は地域の特性やニーズに詳しいため、迅速かつ柔軟な対応が期待できるでしょう。
インターネットや口コミを利用して、近くに信頼できる便利屋がないか調べてみてくださいね。さらに近隣であれば、緊急時の対応も迅速に行ってもらえるというメリットもあります。
不用品回収の実績が豊富な便利屋に依頼する
不用品回収を依頼する際には、実績が豊富な便利屋を選びましょう。豊富な実績を持つ業者は、多様な案件に慣れているため、確実に作業を進めてくれます。
口コミやレビューを確認しながら、実績が豊富な業者を探すとよいでしょう。
特に大量の不用品や特殊な処分が必要なものを依頼する場合、経験豊富な業者に依頼すれば、傷などを付けずスムーズに処分してくれますよ。
複数の便利屋に見積もりしてもらって比較する
便利屋を選ぶ際には、複数の業者から見積もりを取り、よく見比べながら決めましょう。料金やサービス内容は業者によって異なるため、見積もりを比較することで相場もわかります。
見積もりを依頼する際には、以下の点を伝えることで、正確な見積もりを得ることが可能です。
- 具体的な作業内容
- 処分したい不用品の種類・量
- 部屋の場所(2階以上など)
- エレベーターの有無
- 駐車場の有無
また料金だけでなく、サービス内容や対応の丁寧さ、追加料金の有無なども比較検討しましょう。
自分で処分できるものは捨てておく
不用品回収を依頼する前に、自分で処分できるものはあらかじめ捨てておくと、費用を抑えることができます。
自治体のゴミ収集やリサイクルセンターを利用し、燃えるゴミや資源ゴミなど、処分しやすいものは自分で処理しましょう。
特に粗大ゴミの回収日や無料回収イベントを活用すると、コストを大幅に削減できますよ。
リサイクルショップやフリマアプリを利用して、まだ使えるものを売却することも一つの手です。これにより便利屋に依頼する際の不用品の量が減り、費用を抑えることができます。
便利屋に片付け・不用品回収を依頼するメリット
便利屋に片付けや不用品回収を依頼すると、様々なメリットがあります。ここでチェックしておきましょう。
片付け・不用品回収以外の仕事も依頼できる
便利屋に片付けや不用品回収を依頼する最大のメリットは、基本的にどんな業務でも対応してもらえる点です。
例えば部屋の整理整頓だけでなく、ハウスクリーニングや修理作業・買い物代行なども同時にお願いが可能です。
普段忙しくて時間がとれない人も、便利屋に依頼すれば、その分の時間を有効に使えますよ!便利屋は幅広いスキルを持っているため、日常生活のあらゆる困りごとに対応できる点が魅力です。
引っ越し時作業と運送も依頼できる
引っ越し時には大量の不用品が出ることが多く、片付けや処分に困ることがあります。便利屋に依頼すれば、不用品回収と引っ越し作業を一度に行ってもらえるため、非常に効率的です。さらに引っ越しに伴う以下のような運送作業も依頼できます。
- 荷物の梱包
- 搬出
- 搬入
- トラックへの積み込み
- 荷ほどき
- 模様替え
便利屋を利用すれば、面倒な引っ越しもスムーズに進めることができるでしょう。引っ越し前後の負担を大幅に軽減できるため、時間と労力を節約できます。
便利屋に片付け・不用品回収を依頼するデメリット
便利屋への依頼はメリットばかりではありません。中にはデメリットもあるため注意が必要です。ここでは便利屋に関するデメリットをまとめます。
作業時間が長くスタッフ数が多いと料金が高い
便利屋の料金は、作業時間とスタッフの人数によって決まることが多いため、長時間かかる作業や多くのスタッフが必要な場合は費用が高額になることがあります。
特にゴミ屋敷の片付けや大規模なハウスクリーニングなど、時間と人手がかかる依頼では予想以上に費用が膨らむ可能性が。事前に見積もりを依頼し、詳細な料金プランを確認しておくことが重要です。
不用品回収が専門外の便利屋もいる
便利屋は幅広い業務に対応できる反面、不用品回収が専門外の業者も存在します。専門知識や適切な処分方法を持たない業者に依頼すると、不法投棄といった不適切な処分が行われるリスクがあるため注意が必要です。
信頼できる業者を選ぶためには、過去の実績や資格の有無を参考にし、専門的な知識と経験を持った便利屋を選びましょう。ただし無資格の便利屋でも、資格を持った別の業者と提携している場合は、違法業者ではありません。
相場より高くなる可能性もある
便利屋の料金設定は業者ごとに異なるため、依頼内容や地域によっては相場より高くなることもあります。
特に追加料金やオプションサービスが発生する場合、最終的な費用が当初の見積もりよりも大幅に高くなるかもしれません。複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較することで、ぴったりな業者を選ぶことが重要です。
片付け・不用品回収が得意な便利屋はお助けマスター
便利屋や片付け業者に依頼すると、日常生活の助けとなりますが、特にゴミ屋敷の清掃など専門的な作業を要する場合にはコストがかさむことがあります。
しかしゴミ屋敷を放置することは、住人の健康や精神面に悪影響を与えるばかりでなく、周囲にも迷惑をかけることに…。そのため自力で処理が難しい場合には早めに専門業者に依頼して解決するのが良いでしょう。
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