ゴミ屋敷の掃除は自分でできる?判断基準と片付けの流れとコツ!

「家をゴミ屋敷にしてしまった!」

「片付けたいけど、どこから始めればいいんだろう?」

 「一人で全部片付けるは難しいかも….」

などの悩みはありませんか。

大量のゴミを前に、諦めてしまっている人がいたら、まずは安心してください。

状況によってはゴミ屋敷の掃除は自分で行えます。ただし状態によっては、業者に依頼したほうが良い場合もあるため、まずは自宅の状況を把握してみましょう。

この記事でわかること

・ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するか自分でやるか
費用をかけたくない、部屋数が多くない、ゴミがまとまっているなどの場合は、自分でやるとよいでしょう。部屋数、ゴミの量ともに多く、分別がされていない、時間がないなどの場合は業者に依頼するとよいでしょう。
 
・ゴミ屋敷を片付ける手順
まずは道具を揃え、人手を確保します。出入り口から片付けを始め、ゴミを仕分け、処分、部屋全体のクリーニングをします。
 
・ゴミ屋敷にリバウンドしないポイント
物の定位置を決める、定期的に清掃を依頼するほかに、物を買う時は捨てるときのことを考えます。また処分に迷い保留にしたものは、1ヶ月以内に仕分けしましょう。

この記事を読めば、自力で掃除を進めるべきか、または業者に頼むべきかがわかります。それぞれの方法のメリット・デメリットも紹介していますので、参考にしてください。

目次

ゴミ屋敷の掃除・片付けを自分でやるか業者に依頼するか決めよう

ゴミ屋敷の掃除・片付けを自分でやるか業者に依頼するか決めよう

ゴミ屋敷の掃除や片付けを始める際、まずは「自分でやるか、業者に依頼するか」を決めるところからはじめましょう。

どちらを選ぶかは、状況や自分の体力・気力、または費用面を考慮して判断するのがおすすめです。自力で片付ける場合、時間と労力が必要ですが、費用を抑えられる点がメリットです。

一方で業者に依頼すれば、迅速かつ専門的な対応が期待できますが、その分コストがかかるため注意しましょう。

特にゴミの量や状態・害虫の有無・作業スペースの確保状況などに応じて決めるのもポイント。

自分で対応できる範囲を超えている場合は、無理をせず、プロに任せることを検討してくださいね。

ゴミ屋敷の掃除・片付けの一部を便利屋に依頼することもできる

ゴミ屋敷の掃除・片付けの一部を便利屋に依頼することもできる

ゴミ屋敷の片付けを完全に業者に任せるのではなく、以下のように一部だけを便利屋に依頼するといった方法もあります。

  • 大きな家具や重い不用品の運搬のみを依頼…
    自分で片付けられない重たい家具や大型の不用品だけを便利屋に依頼し、軽いゴミや分別は自分で行うことで費用を抑えられます。
  • 部分的な掃除や片付けを依頼…
    便利屋は特定のエリアや部屋のみの掃除・片付けにも対応してくれるため、自分が片付けきれない部分だけを頼むことが可能です。
  • 害虫駆除や軽度の清掃作業のみ依頼…
    ゴミの片付けだけでなく、軽度の害虫駆除や簡単な清掃作業も行ってもらえる場合があるため、状況に応じた柔軟な依頼ができます。

例えば重たい家具や大型の不用品だけを業者に運び出してもらい、細かいゴミは自分で片付けるといった方法です。作業の負担を軽減しつつ、費用を抑えることが可能でしょう。

便利屋は柔軟な対応ができるため、自分のニーズに合わせて必要な作業のみ依頼しても問題ありません。

またゴミの分別や運搬だけでなく、害虫駆除や軽度の清掃を一緒に依頼できる業者もあるため、便利屋のサービス内容を事前に確認すると良いでしょう。

ゴミ屋敷の掃除・片付けを自分でやるときの判断基準

ゴミ屋敷の掃除・片付けを自分でやるときの判断基準

ゴミ屋敷の掃除を自分で行う場合、以下のポイントを考慮する必要があります。

  • お金がない・費用をかけたくない
  • 部屋の数が1DK~2LDK程度でゴミが腰くらいまでの量
  • ゴミが既にある程度まとまっている状態
  • ゴミ・不用品の種類が少なく分別と処分が楽な場合
  • 出口の導線が確保できており身動きが取れる状態

基準をもとに、自分で対応可能かどうかを判断してみましょう。それぞれの特徴について詳しく見ていきます。

お金がない・費用をかけたくない

費用をかけたくない、または掃除のためのお金がない場合、自分で片付けるのがよいでしょう。

ゴミ屋敷の片付け業者は、作業内容や規模に応じて費用がかかるため、予算が限られている人にとっては自力で進める方法がぴったりです。特に小さな範囲での片付けであれば、自分で対応すれば費用もかかりません。

部屋の数が1DK~2LDK程度でゴミが腰くらいまでの量

部屋の数が少なく、ゴミの量が腰ほどの高さで収まっている場合、自分で片付けが可能です。1DKや2LDKの部屋であれば、計画的に行えば一人でも十分に対応できるでしょう。ゴミの量が膨大でない限り、時間をかければ十分に片付け可能です。

ゴミが既にある程度まとまっている状態

ゴミがある程度まとまっている場合、片付けがスムーズに進むことがあります。ゴミが散らかっている状態ではなく、袋や箱にまとめてある場合はゴミを運び出すだけの作業で済むため、自力で捨てやすいでしょう。

状況によっては少しの時間と労力をかけることで部屋がきれいになります。

ゴミ・不用品の種類が少なく分別と処分が楽な場合

ゴミの種類が少ない場合や、分別が容易な場合は、自力での片付けも比較的簡単です。一般的な家庭ゴミや紙類など、分別が簡単なゴミであれば、市区町村のルールに従ってゴミを出すだけですみます。

不用品が少なく処分の手間がかからない場合は、自分で進たほうが早い場合もあるでしょう。

出口の導線が確保できており身動きが取れる状態

ゴミ屋敷の片付けをする際には、まず作業を進めるためのスペースが必要です。出入口や通路が塞がっておらず、身動きが取れる状態であれば、自力での片付けも比較的進めやすいでしょう。

部屋の中での動線が確保されていれば、ゴミを外に運び出す作業も難しくありません。

ゴミ屋敷の掃除・片付けを業者に依頼するときの判断基準

ゴミ屋敷の掃除・片付けを業者に依頼するときの判断基準

ゴミ屋敷の掃除を自力で行うのが難しい場合、業者に依頼するのがおすすめです。特に次のような状況では、プロへの依頼を検討しましょう。

  • 害虫や腐敗物がある
  • 掃除する時間がない
  • 掃除・片付けをする気力・体力がない
  • ゴミ・不用品の種類が多く分別と処分が大変な場合
  • 水回り(浴室・キッチン・洗面台)が使用できない
  • 部屋が3DK以上でゴミが天井まで積みあがっている

それぞれ詳しく見ていきましょう。

害虫や腐敗物がある

ゴミ屋敷には、害虫や腐敗物が発生しているケースがあります。そのため状況によっては、自分での対応は困難であり、専門の知識や装備を持つ業者に任せるのが安全です。

腐敗したゴミや害虫の駆除は、健康リスクがあります。無理をせず、専門業者に相談しましょう。

掃除する時間がない

仕事や家庭の事情で、掃除に割ける時間がない場合、業者へ依頼を検討しましょう。ゴミ屋敷の片付けは、一日や二日で終わるものではないことも多く、数日かかるのが一般的です。

忙しい生活の中で片付けの時間を確保できない場合、プロに依頼すれば短期間で解決できます。

掃除・片付けをする気力・体力がない

気力や体力に自信がない場合も、無理せず業者に依頼しましょう。ゴミ屋敷の片付けは、体力を使う重労働です。

特に高齢者や体力に不安がある人にとっては自力での掃除は難しいかもしれません。プロの手を借りると、無理なく部屋をきれいにできます。

ゴミ・不用品の種類が多く分別と処分が大変な場合

ゴミの種類が多すぎて、分別が難しい場合は、業者に任せるのがスムーズです。特に家電製品や粗大ゴミ・リサイクルが必要なアイテムなど、処分のルールが細かい場合、自力で進めると手間がかかります。

業者なら作業に慣れているため、分別や処理もスムーズに行ってるでしょう。

水回り(浴室・キッチン・洗面台)が使用できない

ゴミ屋敷の中には、水回りが完全に使えなくなっているケースもあります。浴室やキッチンがゴミで埋もれている場合、排水溝が詰まっている可能性もあるため、専門家に相談しましょう。

無理に流すと排水溝が詰まってしまうかもしれません。水回りの片付けは、清掃と消毒が必要なケースが多く、専門的な知識が求められます。

部屋が3DK以上でゴミが天井まで積みあがっている

ゴミの量が膨大で、部屋が3DK以上の広さにわたっている場合、個人での片付けはかなり難しいと考えれます。特にゴミが天井まで積み上がっているような状況では、専門業者に依頼するのが安心です。

大規模な片付けになるほど、多人数での作業が必要であり、専門的な道具や設備がなければ難しいでしょう。無理をせず業者への依頼を検討してください。

ゴミ屋敷の掃除・片付けを業者に依頼するメリット・デメリット

ゴミ屋敷の掃除・片付けを業者に依頼するメリット・デメリット

業者にゴミ屋敷の片付けを依頼する場合、いくつかのメリットやデメリットがあります。ここでは、それぞれのメリットやデメリットについて見ていきましょう。

メリット

ゴミ屋敷の掃除・片付けを業者に依頼するメリットは以下の4つです。

  • 最短即日にゴミ屋敷を片づけられる
  • ゴミの分別・処分も全てやってくれる
  • 害虫駆除・消毒・特殊清掃もしてくれる
  • プロならではの掃除完了時の清潔感

それぞれ詳しく見ていきましょう。

最短即日にゴミ屋敷を片づけられる

業者に依頼する最大のメリットは、短期間でゴミ屋敷を片付けられる点です。依頼内容や業者のスケジュールによっては、最短で即日に作業が完了するケースも。

自分で片付ける場合、長期間かかる可能性がありますが、プロの力を借りれば時間を大幅に短縮できます。

ゴミの分別・処分も全てやってくれる

業者はゴミの分別や処分もすべて対応してくれるため、面倒な手続きを省けます。特に分別が複雑なゴミや、処分が難しい不用品もまとめて処分できる点がメリットといえるでしょう。

リサイクルや法律に基づいた適切な処理を行ってくれるため、安心して任せられます。

害虫駆除・消毒・特殊清掃もしてくれる

ゴミ屋敷に特有の害虫問題や腐敗物の処理も、業者が対応してくれます。さらに清掃後の消毒や悪臭の除去をはじめ、場合によっては特殊な清掃も行ってくれ、部屋全体が美しくリセットされるでしょう。

自力で対応するには難しい専門的な作業も、プロなら安心して依頼できます。

プロならではの掃除完了時の清潔感

プロの業者が行う片付けは、単なるゴミの撤去だけではありません。掃除完了後には清掃も行い、部屋を元の状態に戻してくれます。専門的な作業により、見た目だけでなく清潔な空間にしてくれます。

自分では手の届かない部分も含めて、徹底的に清掃してもらえるため、長期間放置されていたゴミ屋敷もきれいになるでしょう。

デメリット

ゴミ屋敷の掃除・片付けを業者に依頼するデメリットは以下の3つです。

  • 意外と費用が高い
  • 稀に悪徳業者が紛れこんでいる
  • ゴミに紛れていた残したい物が処分されてしまう可能性もある

費用面が気になる人や、大切な物が誤って処分されてしまうのを防ぎたい人には、自身での作業がおすすめです。詳しく見ていきましょう。

意外と費用が高い

業者に依頼する際のデメリットは、費用が意外と高くなる点です。ゴミの量や作業の難易度に応じて料金が変わり、数万円から数十万円かかるケースも。

見積もりを依頼して費用を確認すると安心ですが、予算に余裕がない場合は自力での片付けを検討しなければなりません。

ただしゴミ屋敷が空き家となっている場合、自治体によっては以下の補助金が出るケースがあるため、相談してみるとよいでしょう。

  • 空き家解体・撤去に対する補助金
  • 空き家の利活用促進に対する補助金
  • 空き家をリノベーションする際の補助金

空き家の片付けに関する補助金制度は、自治体ごとに設けられていることが多く、特定の条件を満たす場合に補助金が支給されることがあります。主に空き家の利活用や撤去を促進し、地域の安全や景観を保つための補助金です。

補助金は、自治体ごとに内容や条件が異なるため、住んでいる地域の市区町村のウェブサイトや窓口で詳細を確認できます。

たとえば、「空き家対策特別措置法」に基づいた措置として提供されることが多いため、制度をうまく活用して空き家問題を解決しましょう。

空き家解体・撤去に対する補助金

自治体によっては、老朽化した空き家の解体や撤去に対する補助金を提供しています。安全面でのリスクや地域の景観への影響を考慮し、解体費用の一部を補助する制度です。

補助金額は自治体によって異なりますが、一般的に解体費用の数十%が補助されるケースが多いでしょう。

空き家の利活用促進に対する補助金

空き家を片付けて再活用する場合にも、補助金が出る場合があります。例えば空き家をリフォームして賃貸や宿泊施設として活用する際、その片付けや改修にかかる費用の一部を自治体が補助することがあります。

空き家をリノベーションする際の補助金

空き家を取り壊さずに、リノベーションをして住居や店舗などに再生する場合、片付け費用や改修費用の一部を補助する制度もあります。特に地域の人口減少対策や地方創生の一環として行っているケースが多く、移住や定住を目的とした補助金が活用できます。

稀に悪徳業者が紛れこんでいる

業者選びには注意が必要です。中には、悪徳業者が紛れ込んでいるかもしれません。高額な料金を請求されたり、契約内容に反する作業を行うなど、トラブルが発生する可能性もあるため、信頼できる業者を選ぶようにします。

口コミや評判を確認し、複数の業者から見積もりを取るなどし、慎重に業者選びを進めましょう。

ゴミに紛れていた残したい物が処分されてしまう可能性もある

業者に依頼すると、ゴミと一緒に残したい物まで処分されてしまうリスクがあります。片付けの際に注意を払っていても、細かい物や貴重品がゴミに紛れてしまうかもしれません。

貴重な品物や重要な書類などがある場合は、あらかじめ自分で確認しておくと業者に依頼する際も安心です。

自力でゴミ屋敷を掃除・片付けをする手順

自力でゴミ屋敷を掃除・片付けをする手順

ゴミ屋敷を自分で片付ける際には、計画を立てて効率よく進めることが重要です。以下の手順に従って、少しずつ片付けていきましょう。

  1. 掃除・片付けの道具を揃える
  2. 人手を確保する
  3. ゴミ出しの日も考慮して掃除スケジュールを考える
  4. 処分のルールを決める
  5. 掃除前日に害虫駆除をする
  6. 出入口・通路から掃除・片づけする
  7. 部屋ごとにある簡単に捨てられるゴミを捨てていく
  8. 処分ルールに基づき仕分け作業を行う
  9. ゴミ出し・処分する
  10. 部屋全体を消毒・クリーニングする

掃除・片付けの道具を揃える

作業に入る前には、以下の掃除や片付けに必要な道具を揃えましょう。

  • ゴミ袋
  • マスク
  • 手袋
  • ほうき
  • 掃除機
  • 消毒液

特にゴミの量が多い場合や害虫がいる場合は、耐久性のある手袋や防護マスクを用意しておくと安全です。

人手を確保する

一人での作業は大変なため、できれば家族や友人に手伝ってもらいましょう。人手が多いほど作業が早く進むうえ、身体の負担も軽くなります。また作業を分担すれば効率的に片付けが進むでしょう。

ゴミ出しの日も考慮して掃除スケジュールを考える

ゴミの片付けを行う際には、地域のゴミ出しのスケジュールを確認したうえで作業を進めましょう。

特に大量のゴミを出す場合、一度に処分できる量が限られているため、数日かけて少しずつ片付ける計画を立てる必要があります。

処分のルールを決める

処分するものと、残すものを決めておくのがポイントです。「1年使っていないものは捨てる」「壊れているものはすべて処分する」などの基準を設けると、迷わずに作業を進めていけるでしょう。

掃除前日に害虫駆除をする

ゴミ屋敷には害虫が発生していることが多いため、掃除を始める前日に害虫駆除を行いましょう。殺虫剤を使用しておくと、作業中に害虫に悩まされる心配もなくなります。

出入口・通路から掃除・片づけする

ゴミ屋敷の片付けを始める際は、まず出入口や通路の確保から取り掛かかりましょう。出入口や通路がゴミで塞がれている場合、片付けを進めるは難しいかもしれません。

そのため最初に動線を確保し、作業がスムーズに進むようにします。まずは出入口付近にあるゴミや不用品を取り除き、通路が開けたら、外にゴミを運び出しやすくなります。

部屋全体の片付け作業を円滑に進めるための基礎が整い、作業がスムーズに進むようになるでしょう。

部屋ごとにある簡単に捨てられるゴミを捨てていく

通路が確保できたら、次は部屋ごとに簡単に捨てられるゴミを処理していきます。まずは紙くずやペットボトル・食品の包装など、特に迷うことなく処分できるものを優先して片付けましょう。

部屋の中にある不要物が減り、作業が進めやすくなります。また簡単に捨てられるゴミを先に片付けると、後の分別作業が楽になる効果も。

明かなゴミはサクサク片付けると、部屋に適度なスペースが生まれ、作業もやりやすくなります。

処分ルールに基づき仕分け作業を行う

簡単に捨てられるゴミを処理した後は、ゴミの種類に応じて仕分けを行います。自治体の処分ルールに基づき、以下のように分類しましょう。

  • 燃えるゴミ
  • 燃えないゴミ
  • リサイクルできるもの
  • 粗大ゴミ

この段階で、特に電化製品や家具などの粗大ゴミや、危険物に該当するゴミは自治体のルールに従って適切に処理する必要があります。

仕分け作業を行う際には、ゴミ袋や箱を準備して、分類ごとにまとめると捨てやすくなるでしょう。また捨てるか迷う物がある場合は、一旦「保留箱」を作り、保管しても問題ありません。

ゴミ出し・処分する

仕分け作業が終わったら、ゴミを市区町村のゴミ出しルールに従って処分します。一般ゴミは指定された日に出し、粗大ゴミや特定の廃棄物は、別途回収日や処理方法を確認してから処分しましょう。

処分日がまだ来ない場合は、一時的にゴミを保管する場所を確保し、回収日が来るまで整理します。

特に粗大ゴミや危険物の処理には別で費用がかかる場合があるため、事前に自治体のゴミ処理ルールを確認し、都度対応しましょう。

部屋全体を消毒・クリーニングする

ゴミの処分が完了したら、部屋全体の消毒とクリーニングを行います。ゴミ屋敷の場合、悪臭や害虫の発生・汚れが蓄積している可能性も多いため、消毒作業が不可欠です。

消毒剤を使って床や壁、家具を拭き掃除し、キレイな状態にしましょう。また換気を十分に行い、室内の臭いを取り除くことも大切です。

さらに必要に応じて害虫駆除を行いましょう。清潔な部屋を保つと、健康的な生活環境を取り戻せますよ。

ゴミ屋敷の掃除を業者に安く依頼するコツ

ゴミ屋敷の掃除を業者に安く依頼するコツ

業者に依頼する際には、できるだけ費用を抑えるための工夫が必要です。以下のポイントを参考にし、コストを削減しながら効率的に片付けを依頼しましょう。

  • 自分でできる掃除・片付けはやっておく
  • 複数業者に相見積もりを取り交渉する
  • 繁忙期を避ける
  • 当日に業者と一緒に自分も作業する
  • 一部の作業だけ業者に依頼する
  • 業者に処分してもらう物と自分で処分する物を分ける

それぞれ詳しく見ていきます。

自分でできる掃除・片付けはやっておく

業者に依頼する前に、自分でできる範囲の掃除や片付けを進めておくことで、費用を抑えられるでしょう。

簡単なゴミの分別や不要な小物の処分など、少しでも片付けを進めておくと、業者が行う作業量が減るため、料金も安くなる可能性があります。

複数業者に相見積もりを取り交渉する

ゴミ屋敷の片付けを依頼する際には、複数の業者から見積もりを取り、価格を比較してみましょう。

同じ作業内容でも業者によって料金が異なることがあるため、相見積もりを取るとぴったりな業者選びができます。また交渉次第では割引やサービスのなどの特典があるかもしれません。

繁忙期を避ける

業者の繁忙期を避けて依頼することで、費用を抑えることができる場合があります。

  • 年末年始(12月~1月)…大掃除や引越し、正月準備のため、片付けや不用品処分の依頼が増える時期です。
  • 年度末(3月~4月)…新生活や引越しに伴う片付け・不用品処分の依頼が増え、特に引越しに関連するサービスが多くなります。
  • ゴールデンウィーク・お盆休み前後…長期休暇に合わせて、自宅の片付けや不用品処分を依頼する人が多くなり、特に大型連休の前後は繁忙期となります。

特に引越しシーズンや年末の大掃除時期など、依頼が集中する時期は料金が高くなることがあります。閑散期に依頼すると、比較的リーズナブルな料金で依頼できるでしょう。

当日に業者と一緒に自分も作業する

作業当日に自分も手伝うことで、作業時間が短縮されるうえ、結果として費用が抑えられるケースがあります。

業者にすべて任せるのではなく、自分で簡単な作業の手伝いをすると、スピーディーに片付けが進むだけでなく、料金の割引される可能性も。事前に相談しておきましょう。

一部の作業だけ業者に依頼する

ゴミの片付けの全てを業者に依頼するのではなく、一部だけを任せることで、費用を抑えることができます。

例えば、大型家具や重たいゴミの運搬だけを業者に依頼し、小さなゴミは自分で処理する方法です。こうすることで、業者の作業時間や労力が減り、その分料金が安くなります。

業者に処分してもらう物と自分で処分する物を分ける

ゴミの中には、自分で処分できるものもあります。業者に依頼する前に、自身で捨てておくと作業にかかる費用を減らせます。

例えばリサイクルできる紙やプラスチック類は自治体のゴミ回収日に出し、粗大ゴミや家電製品のみを業者に依頼する方法です。

ゴミ屋敷にリバウンドしないための4つのポイント

ゴミ屋敷にリバウンドしないための4つのポイント

一度片付けたゴミ屋敷が再びゴミ屋敷化しないためには、日常の習慣を見直すことが重要です。以下のポイントを押さえておと、リバウンドを防ぎ、清潔な生活環境をキープできます。

  • 定期的に便利屋に掃除・片付けを依頼する
  • 物の定位置を決める
  • 保留にしている物は1カ月以内に仕分け処分する
  • 物を買う時は捨てるときの事も考える

片付けが苦手な人は、是非チェックしてくださいね。

定期的に便利屋に掃除・片付けを依頼する

ゴミが少しずつ溜まっていくのを防ぐためにも、定期的に便利屋や業者への依頼を検討しましょう。

自分でこまめに掃除ができない場合でも、定期的なメンテナンスを行えば、再びゴミが蓄積するのを防ぎ、清潔な状態をキープできます。

物の定位置を決める

ゴミ屋敷化を防ぐためには、物の定位置を決めておくことが重要です。物の位置を決め、使用した後は必ず元の場所に戻すようにすれば、部屋の中が散らかるのを防げます。また不要な物が増えにくくなるため、部屋が清潔な状態を保てるでしょう。

保留にしている物は1カ月以内に仕分け処分する

「後で使うかもしれない」として保留にしている物は、1カ月以内に仕分けて処分するようにしましょう。

物を長期間放置すると、次第にゴミ屋敷化する原因となります。不要な物は早めに処分することで、ゴミが溜まりにくい環境が続くでしょう。

物を買う時は捨てるときの事も考える

物を購入する際には、最終的に捨てるときのことも考える習慣をつけましょう。新しい物を買う時には、不要になった物を一緒に処分するなど、物の管理を意識することが大切です。

不要な物が増えにくくなり、部屋が再びゴミで埋まることを防げます。

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監修記事はこちら:

ゴミ屋敷片付け