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アパートにネズミが出たら誰に連絡？大家と入居者の責任は？対処法と駆除費用を解説
アパートでの生活をする中で「ネズミが出た」といった深刻なトラブルに直面するケースがあります。
ネズミは一度侵入すると繁殖力が強く、短期間で数を増やすため、放置すれば健康被害や火災リスクにもつながる恐れがあるため注意したいところです。
その際、対応を誤れば余計なトラブルや費用負担に発展してしまう恐れもあります。もしアパートにネズミが発生したら、まず管理会社や大家に報告し、責任の所在や費用負担を確認するのがポイントです。そのうえで、自分でできる応急処置や専門業者への依頼を検討しましょう。
本記事を読めば、ネズミ被害への適切な初期対応から、費用や責任の整理・再発防止のための実践的な予防策まで理解できます。余計な不安を解消し、安心して暮らせる環境を守りましょう。
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目次
アパートでネズミを発見したら管理会社または大家に連絡
アパートでネズミを見つけてしまい、「とりあえず自分で対処しよう」と考えていませんか。しかし賃貸物件では建物全体に影響する可能性があるため、まずは管理会社または大家に報告しましょう。
ネズミは壁の中や配管を通じて他の部屋にも侵入しやすいため、入居者一人の問題では収まりません。
早めの連絡によって、修繕義務や駆除費用負担といった責任の所在を明確にし、トラブルを防げます。
さらに、管理会社や大家が専門業者に依頼してくれるケースも多く、入居者が費用を負担しなくて済む可能性もあります。
逆に連絡を怠ると「報告義務違反」と見なされ、のちに自己負担を求められるケースもあるため注意が必要です。
ネズミを見つけた状況を詳しく記録する
ネズミを見つけたときには、慌てずに次のような記録を残しておきましょう。
- 目撃日時と場所…いつ・どこで見たのかを明確にする
- 状況の写真や動画…フンやかじられた跡なども撮影
- 被害の内容…食べ物を荒らされた、家具や壁が破損したなど
- 音や臭いの記録…夜間に物音がした、アンモニア臭がした など
詳細な記録は、管理会社や大家に状況を正確に伝える際に役立ちます。さらに費用負担や責任問題でトラブルになった場合の証拠としても使えるでしょう。
ネズミ被害は時間が経つほど深刻化しやすく、壁内部で繁殖してしまうと駆除費用が高額になります。そのため「早めに記録→報告」の流れを徹底するとよいでしょう。
特に賃貸契約においては「善管注意義務（善良なる管理者として注意を払う義務）」が入居者に課されているため、放置すること自体が契約違反とみなされるリスクもあるため注意してください。
応急処置として食べ物を片付け侵入口を確認
管理会社や大家へ連絡したあとは、専門業者が駆除に来るまでの間に応急処置をしておくと安心です。
- 食べ物はすべて密閉容器に入れる
- シンクや調理台を清潔に保つ
- ゴミ袋はフタ付きの容器に保管
- 壁や床の隙間を一時的に塞ぐ（アルミホイル・ガムテープなど）
- ベランダや玄関周りを整理整頓して侵入口を減らす
ネズミは食べ物や生ゴミの匂いに敏感で、つられて室内に侵入してきます。応急的に環境を整えるだけでも、被害の拡大をある程度防げるでしょう。
ネズミの侵入口は配管周りや換気口、サッシの隙間など意外な場所に多く見られます。完全に塞ぐのは業者の対応が必要ですが、一時的にアルミホイルを詰めるなどで応急処置が可能です。
また放置してしまうと繁殖が進み、最悪の場合、天井裏での死骸による悪臭や電気配線の断線による火災リスクなど深刻な二次被害を招きます。そのため連絡と同時進行で最低限の応急処置を行っておくとよいでしょう。
アパートのネズミ駆除費用は誰が負担する？責任の所在は？
アパートでネズミを発見した場合、駆除費用は大家が負担するのかと気になりますよね。実際には状況によって負担の所在が変わります。
基本的には建物の維持管理は大家（オーナー）の責任とされますが、入居者の生活状況や契約内容によっては負担を求められるケースも。ここでは法的根拠や具体例を整理し、費用負担の判断基準を解説します。
基本的には大家負担！法的根拠は？
アパートのネズミ駆除は、原則として大家（オーナー）または管理会社の責任で対応するケースが大半です。
民法には「修繕義務」が定められており、賃貸人（大家）は賃貸物件を通常使用できる状態に保つ義務を負っているからです。
ネズミは建物の構造的な隙間や老朽化が原因で侵入することが多いため、建物維持管理の一環として大家側が責任を持つのが基本です。
ネズミ問題は「入居者だけのトラブル」ではなく、建物全体に関わる衛生・安全上のリスクです。
そのため駆除費用の多くは大家が負担することが法的にも妥当とされます。管理会社が窓口になり、専門業者を手配してもらえるケースが一般的です。
入居者負担になるケース
ただし、すべてが大家負担になるわけではありません。入居者の過失や生活習慣が原因でネズミが発生した場合は、入居者が費用を求められる恐れがあります。
- 食べ残しや生ゴミを放置していた
- ペットのエサを出しっぱなしにしていた
- 掃除を怠り、室内環境が不衛生だった
- 侵入口を勝手に改造・破損させてしまった
上記のケースでは、大家や管理会社は入居者の管理不足によるものと判断し、駆除費用を請求される可能性があります。
入居者の責任が問われるかは過失の有無がポイントとなるでしょう。例えば、通常の生活をしていたにも関わらずネズミが出た場合は大家負担となり、ゴミを長期間放置するなど明らかに生活習慣が原因とされる場合は入居者が負担する可能性が高いです。
トラブルを避けるためにも、ネズミを見つけたらすぐに連絡し、駆除について相談しましょう。
賃貸契約書の記載内容を必ず確認
ネズミ駆除費用の負担については、賃貸契約書に記載されている場合があります。契約書を確認すれば、負担割合を事前に把握できます。以下の記載がないかチェックしましょう。
- 「修繕・維持管理は大家負担」と記載されている場合 → 基本は大家側
- 「軽微な修繕は入居者負担」とある場合 → ネズミ駆除が入るかどうかは状況次第
- 特約事項で「害虫・害獣駆除は入居者負担」と明記されているケースもある
契約書は、実際のトラブルでは非常に重要な役割を果たします。もし契約書に明確な記載がなく判断に迷う場合は、まず管理会社に問い合わせて確認しましょう。
また入居前に害獣駆除費用の負担を質問しておくと、将来的なトラブルを避けやすくなります。
ネズミ駆除の料金相場は下記の記事で紹介しています。
アパートのネズミ駆除費用はいくら？
ネズミ駆除費用は、発生状況や被害の範囲、駆除方法によって大きく変動します。おおよその目安は以下の通りです。
| 駆除内容 | 費用相場（目安） |
|---|---|
| 侵入口の特定・簡易処理 | 1万円～3万円 |
| 粘着シートや毒餌での捕獲 | 2万円～5万円 |
| 複数回訪問による徹底駆除 | 5万円～10万円 |
| 天井裏・壁内での大規模駆除 | 10万円～20万円以上 |
ネズミ駆除は一度で終わらない場合が多く、複数回の訪問・点検が必要になるケースがあります。また侵入口を塞がない限り再発の可能性が高いため、「駆除＋侵入口封鎖」のセットで依頼するのが一般的。
実際の費用は数万円から十数万円になるケースも少なくありません。入居者負担か大家負担かで大きく違うものの、早めに対応すると費用を抑えられます。
害獣駆除作業の相場は下記の記事で紹介しています。
アパートの管理会社がネズミ駆除の対応してくれない時
ネズミ被害は放置すると衛生面や安全面で深刻な問題に発展します。しかし管理会社や大家がなかなか対応してくれないケースも少なくありません。
ただ待つだけでは被害が広がり、入居者自身が不利益を被る可能性があります。ここでは、対応してもらえない時の具体的な行動手順を整理しました。
民法の報告義務違反リスクを伝える
管理会社が対応を後回しにする場合は、法的な義務をちらつかせつつ交渉しましょう。賃貸借契約においては、大家や管理会社には建物を適切な状態で維持する修繕義務があり、入居者には発見した問題を報告する報告義務があります。
責任の所在は、以下を参考にしてください。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 管理会社・大家の責任 | 民法606条に基づき、大家は賃貸物件を使用可能な状態に維持する義務がある ネズミ被害は衛生・安全に直結するため、修繕義務に含まれるケースが多い |
| 入居者の責任 | 異常を放置すると「報告義務違反」とみなされるリスクがある 放置による被害拡大が確認されれば、入居者に費用負担を求められる可能性も |
管理会社が「それは入居者の責任」と突っぱねることもありますが、法的には必ずしも正しくありません。
むしろ報告を怠ると入居者が不利になるため、民法に基づく修繕義務にあたるのではと聞いてみましょう。書面やメールで記録を残しておけば、後にトラブルになった際の証拠にもなります。
法律相談窓口や国民生活センターに相談
管理会社に何度伝えても対応してもらえない場合は、第三者機関に相談する方法があります。主な相談先は以下の通りです。
- 市区町村の無料法律相談…行政が提供する窓口で弁護士に相談できる
- 国民生活センター…消費者トラブルに関する相談を受け付け、適切な解決方法をアドバイス
- 法テラス…収入基準を満たす場合は無料または低額で弁護士相談が可能
法律に詳しい窓口を利用することで「管理会社や大家が対応しないことが社会的に問題である」と伝えられるようになります。
迷ったら国民生活センターへの相談がおすすめ。法律に詳しくなくても、丁寧に説明してくれますよ。
入居者単独で訴えるよりも、公的機関のアドバイスをもとにした交渉はスムーズに進みやすいでしょう。
最終手段として弁護士への相談を検討
話し合いで解決しない場合は、弁護士に相談して法的手続きを視野に入れる必要があります。弁護士に依頼できることは以下の通りです。
- 大家や管理会社に対する内容証明郵便の送付
- 損害賠償請求の可能性を判断
- 賃貸契約の解除や引っ越し費用請求の可否を検討
また費用の目安は以下の通りです。
- 相談料…30分5,000円程度（無料相談もあり）
- 内容証明郵便…1～3万円程度
- 裁判を伴う場合はさらに費用がかかる可能性もあり
弁護士に相談したからといってすぐに裁判になるわけではありません。多くの場合、内容証明を送るだけで管理会社や大家が対応を変えるケースが多いです。
費用はかかりますが、問題が解決しないストレスを考えれば、早期解決につながる方法と言えるでしょう。
自分でできるアパートのネズミ対策5つ
アパートでネズミを発見したとき、すぐに管理会社や大家に連絡するのが原則ですが、業者が駆けつけるまでの間や再発防止のためには入居者自身でできる対策も重要です。
ネズミは繁殖力が高く、わずかな隙間からでも侵入してくるため、以下の行動を早めにすれば被害の拡大を防げます。
- 侵入経路の封鎖
- 忌避剤や捕獲器を活用する
- 食材・食べかすの掃除や生ゴミの処理
- 部屋を清潔に保つ
- 共用部分の清掃状況もチェック
ここでは、入居者が日常生活の中で取り組める具体的な5つの方法を紹介します。
侵入経路の封鎖
ネズミが侵入してくる最も大きな原因は、建物の小さな隙間にあります。500円玉ほどの穴があれば侵入可能と言われており、配管の周りや換気口・玄関ドアの下部・窓サッシの隙間などが代表的な経路です。
まずはメインとなる場所を丁寧に確認し、見つけた穴や隙間はできるだけ塞ぎましょう。柔らかい素材ではかじられてしまうため、アルミ板や金・防鼠パテといった強度のある素材を使うのがおすすめ。
完全に防ぐには業者の施工が必要な場合もあるものの、応急処置として隙間を塞ぐだけでも被害の拡大を防げるでしょう。
忌避剤や捕獲器を活用する
市販されている忌避剤や捕獲器を活用してもよいでしょう。ハーブ系やハッカ油の匂いを利用したタイプや、人間には聞こえない超音波を発してネズミを近づけないタイプなど、忌避剤にはさまざまな種類があります。
すでに侵入してきた個体に対しては、粘着シートやケージ型の捕獲器が役立つでしょう。ただしネズミは学習能力が高く、一度捕獲器にかかると次からは警戒するケースもあります。
忌避剤と捕獲器を組み合わせるなど工夫しながら使えあ効果アップしますが、数が増えてしまった場合は素人では対応できません。早めに専門業者へ依頼するとよいでしょう。
食材・食べかすの掃除や生ゴミの処理
ネズミがアパートに侵入してくる最大の目的は食べ物です。そのため食材をそのまま放置すると匂いに誘われて侵入しやすくなります。
食材は必ず密閉容器に入れ、台所やテーブルには食べ残しを置かないよう徹底しましょう。ペットフードも出しっぱなしにせず、必要なときだけ与えてくださいね。
また生ゴミはフタ付きの容器に入れ、こまめな処理が基本です。日常的な食べ物管理を徹底すれば、ネズミが「この部屋には餌がない」と判断し、寄りつかなくなる可能性が高まりますよ。
部屋を清潔に保つ
ネズミは不衛生な環境を好み、隠れ場所が多い部屋では特に繁殖しやすくなります。そのため日常的な清掃と整理整頓が重要となるでしょう。
床に物を置かず、段ボールや紙袋をため込まないよう徹底してください。放置された資材は巣作りの材料になってしまうため、不要になったものは早めに処分するのが望ましいでしょう。
家具や冷蔵庫の裏・ソファの下など、普段目に入らない場所も定期的に掃除するとさらに効果的です。部屋全体を清潔に保てば、ネズミが住みつく環境を作らせません。
共用部分の清掃状況もチェック
アパートの場合、自分の部屋をどれだけ清潔にしても、共用部分が不衛生だと被害が繰り返される可能性があります。
ゴミ置き場の管理が不十分であったり、廊下や階段に不要物が放置されていると、ネズミの住処になる危険性があるため要注意。また駐輪場や倉庫に段ボールや食料品が長期間置かれているのもリスクとなります。
共用部分の清掃状況に問題があると感じたら、管理会社や大家に改善を依頼しましょう。
入居者同士で協力してルールを徹底する方法も、被害を防ぐうえで大切な取り組みとなります。
関連記事：「ネズミ駆除業者おすすめランキング17選！即日対応で口コミが良い業者を徹底紹介！」
アパートのネズミ問題でよくある質問
ネズミ被害は突然起こるため、どう行動すべきか迷う入居者は少なくありません。管理会社や大家への連絡・入居者としての責任・費用負担など、疑問点が多いのも特徴です。
ここではアパートでのネズミ問題に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
- 他の部屋の住人にも報告すべき？
- 駆除業者を自分で呼んでもいい？
- アパートでネズミを見つけた時の報告義務はありますか？
- アパートのネズミ駆除を自分でやってもいいですか？
- 賃貸でネズミが原因の引っ越し費用は請求できますか？
- アパートでネズミ被害を放置するとどうなりますか？
- アパートのネズミ問題で大家が対応してくれない場合は？
- アパートでネズミが出やすい条件はありますか？
それぞれ詳しく見ていきましょう。
他の部屋の住人にも報告すべき？
アパートは建物全体がつながっているため、一室にネズミが出た場合は他の部屋にも被害が広がる可能性が高いです。
管理会社や大家への報告が第一ですが、同じ建物に住む住人へ知らせるのもおすすめです。ネズミは壁の隙間や配管を通って移動するため、自分の部屋だけで解決しようとしても限界があるためです。
住人同士で情報を共有すれば、早期に建物全体で対策を取る流れが作られるのが大きなメリットとなるでしょう。
報告する際は、無用なトラブルを避けるために冷静かつ事実ベースで伝えることを意識してみてくださいね。
駆除業者を自分で呼んでもいい？
基本的には管理会社や大家に相談し、手配を依頼するのが原則です。しかし対応が遅れる場合や被害が深刻で早急に対応が必要な場合は、入居者が直接業者に依頼も可能です。
ただし費用負担が誰になるかは重要なポイントになります。賃貸契約上、建物管理に関する修繕義務は大家にあるため、建物の構造に起因する侵入なら大家負担になるのが一般的です。
一方で、入居者の生活習慣に原因があると判断されれば入居者負担になるケースも考えられます。そのため勝手に依頼する前に、費用を請求できるを必ず確認しましょう。
アパートでネズミを見つけた時の報告義務はありますか？
賃貸契約には入居者に、報告義務が課されています。建物や設備に異常が発生した場合、速やかに大家や管理会社に知らせる責任を負うという内容です。ネズミ被害を放置していると、壁内部や天井裏で繁殖し、被害が拡大する恐れがあります。
その結果、入居者が報告を怠ったと判断されれば、修繕費用や駆除費用を負担させられるケースも。小さな被害に見えても早期報告がポイントです。
アパートのネズミ駆除を自分でやってもいいですか？
市販されている忌避剤や粘着シートを使って自分で駆除すること自体は禁止されていません。
しかし完全な駆除を素人が行うのは難しく、ネズミが警戒心を強めて逆に捕まえにくくなる場合もあります。
また毒餌を使った場合は死骸が壁の中で腐敗し、悪臭や衛生問題につながるリスクもあるため意が必要でしょう。
小規模で一時的な対処は可能ですが、長期的な解決には管理会社や大家を通じて専門業者に依頼するのが安心です。
賃貸でネズミが原因の引っ越し費用は請求できますか？
原則として、引っ越し費用を大家や管理会社に請求できるケースは限られています。例えば建物の欠陥や老朽化によってネズミが頻繁に発生し、住環境が明らかに悪化している場合は、契約解除や損害賠償を求められる可能性があるでしょう。
ただし簡単に認められるものではなく、状況を記録した証拠や弁護士の助言が必要になるケースが多いです。
まずは被害状況を管理会社に報告し、改善が見込めない場合に法的な手続きを検討する流れで進めましょう。
アパートでネズミ被害を放置するとどうなりますか？
被害を放置すると短期間で状況は悪化します。ネズミはわずか数か月で繁殖を繰り返すため、一匹見かけただけでも巣が近くにある可能性が高いです。
放置すれば糞尿による悪臭やアレルギー被害・配線をかじることによる火災リスク・食中毒の原因菌を運ぶなど、健康と安全に直結する問題を引き起こします。
被害が進行すれば駆除費用も跳ね上がるため、早期に対応するのが最も安心です。
アパートのネズミ問題で大家が対応してくれない場合は？
管理会社や大家に繰り返し連絡しても対応がない場合は、第三者機関へ相談してもよいでしょう。
国民生活センターや消費生活センターでは賃貸トラブルの相談を受け付けており、法的観点からアドバイスを得られます。
最終的には弁護士を通じて内容証明郵便を送り、修繕義務の履行を促す方法も。
大切なのは、口頭でのやり取りではなく、メールや書面で記録を残しておく方法です。後の交渉がスムーズになるため、証拠を残すのを忘れずに行いましょう。
アパートでネズミが出やすい条件はありますか？
ネズミは食べ物と巣を作れる場所を求めて侵入します。特に築年数が古く隙間が多いアパートや、ゴミ置き場の管理が不十分な物件は被害が起こりやすい環境です。
また周辺に飲食店や河川があると、餌や水が豊富なため発生率が高まります。住人が多く、共用部分に段ボールや不要物が置かれている場合も格好の隠れ家となるため注意したいところです。
入居を検討する際には、物件の清掃状況や周辺環境をよく確認しておくと安心でしょう。
アパートでネズミが出たら専門業者にご相談ください
自分でできる対策にも限界があり、被害を根本的に解決するには専門業者の駆除が不可欠です。侵入経路の特定や再発防止策まで徹底して行うことで、長期的に安心して暮らせます。
アパートでネズミを発見した場合は、まず管理会社や大家に連絡した上で、専門業者への相談も同時に進めるとスムーズです。
執筆者： 暮らしのマスター編集部（害獣駆除）
株式会社Ace-Group運営。全国47都道府県で便利屋フランチャイズ事業を300店舗展開中。年間10万件以上のお困りごとを解決している暮らしのお困りごとのプロフェッショナル。飲食店や個人宅など、様々な害獣駆除・害虫駆除の相談を受けている。創業7年の実績と知見から害獣駆除・害虫駆除に関する様々な情報を配信している。
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